風 景

愛 知


 長篠堰堤


   訪問日


 2015年10月


詳 細


 愛知県 新城市にある長篠発電所の取水施設です。
 土木遺産として認定されています。

 堰堤より下流に900mの所にある長篠発電所に導水しています。
 この堰堤の特徴は何と言っても、天然石と人造石を巧みに用いた余水吐きです。
 145.5mに渡って続く越流水路から溢れる水が本物の滝の様に流れ落ちています。
 大掛かりな水門や洪水吐きを設けず、自然越流で必要な分だけを取り出し、余った分は景観として利用するなど、
 かなり手の込んだ設計となっています。

 長篠発電所は明治45年に運転を開始した日本初の立軸式水力発電所です。
 当時はナイアガラ型と呼ばれ、世界で最新鋭の技術でした。
 名前の由来は、文字通りナイアガラ滝で有名なナイアガラに建設された発電所からきています。
 現在では立軸式は大容量水力発電所での採用が多く、この程度の規模では横軸式が主流となっています。


 秋田県 藤倉ダム大分県 白水ダムとで「日本三大美堰堤」とも言われています。
 全国にある明治〜昭和初期期に造られた水道施設は、機能美だけでなく芸術性にも富んだ素晴らしい建造物が多いです。
 意外と身近な所にも残っているので、ゆっくり眺めてみるのもいいかもしれません。


行き方


 新城市内より国道151号線を飯田方面へ行きます。
 長篠城手前で国道257号線に入り北上します。1kmほど先にある新城総合公園の北側で県道21号線に入ります。
 県道は左折しますがそのまま直進(鳳来寺道)します。旅館・飲食店の向かいに堰堤があります。






川岸へ下りるスロープのところにありました。




マスが養殖されています。




右からさらに進みます。




下流側。




上流側。
左の建物が旅館で、その前から下りてきます。
右に長篠堰堤があります。




長篠堰堤 越流水路。








本物の滝の様です。




















天然と人工を巧みに融合した水路となっています。




越流水路の上流にある堰堤本体




こちらでも越流しています。








中央の洪水吐?は固定されている様で、常時閉となっています。




上流は溜池となっているので、穏やかな雰囲気となっています。




溜められた水は奥から水路に導かれ発電所へ向かいます。














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